サムスンがニンテンドースイッチのメモリ仕様をリーク
ニンテンドースイッチ(NSw(の仕様で唯一不明だった点が、ついに明らかになった。
CPUとGPUについては既に何週間前に判明していたが、内部ストレージも判明していたが、
このハードが採用していたメモリの種類、さらに重要である帯域は知られていなかった。
世界最大のメモリーメーカの1つであるSamsungが、NSwがLPDDR4メモリチップを
使用していることを明かにした。
このメモリの速度は1600 MHzで、全体での帯域は25.6 GB/sだ。
さらにスイッチは2GBのLPDDR4という2つのモジュールを採用しており、
合計で4GBのメモリをCPUとGPUで共有している。
このニュースはサムスンの「MemoryLink」LPDDR4製品ページで公開され
その後削除された。
このページでは25.6GB/s(表参照)と1600 MHzの速度が確認されていた。
これらのメモリチップは既に採用実績がある。
SamsungはGalaxyでこのLPDDR4チップのバリエーションを採用している。
これでNSwの仕様は完全に出揃ったことになる。
CPU:クアッドコアARM Cortex A57
GPU:Nvidia Maxwell、256 CUDAコア
メモリ:1600 MHz 4GB LPDDR4(2GBモジュール×2)
メモリ帯域幅:25.6GB/s
内部ストレージ:32 GBフラッシュ
nintendo-switch-ram-specs
http://ameblo.jp/seek202/entry-12251616074.html
ちなみに据え置きハードのメモリ帯域は下記の通り。
NSW 25.6GB/s
PS3 25.6GB/s
XB1 68GB/s
PS4 176GB/s
PS4 Pro 218GB/s
比較で見るとニンテンドースイッチのメモリ帯域はPS3にもっとも近く、
大雑把に言えば、「持ち運べるPS3」という感覚で良さそうです。
ただしこれはあくまでリーク情報であり、公式発表ではないので、
実際はもっと変わってくるかも知れません。
個人的には「持ち運べるPS3」ってだけで、十分に買う価値のあるハードだという感想。
発売が楽しみ。